スポ根アニメ昭和時代 おすすめ2作品
1.巨人の星
1968年3月30日放送開始
1971年9月18日放送終了
星飛雄馬は、かつて巨人の三塁手だった父一徹の英才教育と大リーグボール養成ギブス(トレーニング器具)によって育てられた、正確無比なコントロールを誇る投手です。彼らの夢は巨人に入団し、その中で輝く「星」になることでした。やがて飛雄馬は、巨人入団を果たし、魔球「大リーグボール1号」や「2号」を駆使し、ライバル達と戦います。最後のマウンドでは、対中日戦でコーチとなった父と親友との対決となりました。
この作品は、努力し続けることで得られる結果が描かれています。一徹の、目的以外の全てを犠牲にして努力するという考えは、連載当時からすでに古い考えだと思われていたようです。彼の行った「教育」は児童虐待だと言われることもありますが、作中では飛雄馬を大きく成長させました
2.あしたのジョー
1970年4月〜放送開始
1971年9月18日放送終了
本作以降の全てのボクシング漫画の原点ともいえる作品です。
不良少年ジョーは、東京のドヤ街に流れ着き、アル中のボクサー丹下段平と出会います。丹下はジョーのボクシングの才能に惚れ込み、彼をボクサーにしようとします。一方のジョーはボクサーになる気などなく、子分たちと悪さを続け、ついには警察に捕まり、鑑別所に入れられてしまうのでした。そんな彼の元に、丹下から「あしたのために」の書き出しから始まるボクシング指南の手紙が届きました。その手紙をきっかけに、ジョーはボクサーとしての第一歩を踏み出すのでした……。
多くの読者を悲しませた、ジョーの生涯のライバルである力石の死。ジョーが力石の所属するボクシングジムからの勧誘を断り、貧しいジムを選んだことで、力石はジョーのハンデを認め、ジョーのいる階級まで過酷な減量を決めます。ジョーより頭ひとつ分も背の高い力石が、ウェルター級からバンダム級まで体重を落とせば、現実的に死は避けられないものでした。自分のせいで力石が死んでしまったという罪悪感に苛まれていたジョーですが、それでも戦いをやめません。ジョーもリングの上で死のうと決意したのだと感じました。
「燃えたよ……まっ白に……燃えつきた……まっ白な灰に……」と言う、名ラストシーン。そこに至るまでのジョーの人生を全て読み、心からの感動を得てみませんか
あしたのジョー DVD-BOX(1) ~TOMORROW’S JOE~
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タッチ等が有名ですね!
「スポ根」と呼ばれる、日本のマンガやアニメに特有なジャンルがあります。「スポーツ根性もの」の略称で、次々と現れるライバルたちを特訓の末に打ち破る熱血ストーリーで知らています。若い主人公の成長を描くのに最適なスタイルであることから、1960年代から1970年代にかけて大変な人気を博したジャンルです。その後のスポーツもの、青春ものにも強い影響を与えています。
(まとめ)
•平成生まれ以降の人にも視聴してもらいたいスポ根アニメです。機会がありましたら昭和のアニメスポ根をご覧下さい。
喜怒哀楽のあるスポ根アニメ!